読書が好き。でも、毎月の本代がじわじわと家計を圧迫していませんか?
私はKindle Unlimitedや図書館も活用していますが、紙の本を手元に置きたい時もあります。そんなときに利用しているのが「メルカリ」。今回は、私が実際に使っているメルカリでの本の買い方・売り方を、初心者向けにやさしく解説します。
メルカリってどんなサービス?
メルカリは、スマホひとつで誰でも売買できるフリマアプリ。
古本屋よりも品揃えが豊富で、価格も柔軟。欲しい本が見つかる確率が高いのが魅力です。
登録しよう!
アプリをダウンロードしたら、案内に従って登録しましょう。メールアドレスやSNSアカウントで簡単に登録できます。
初回登録時に紹介コードを使うとポイントがもらえることもあるので、よかったら使ってみてください。→JHPNQD
また、プロフィールを入力する際、ニックネームを設定するのですが、これはメルカリ利用者に公開される名前になります。
余談なのですが、このニックネーム、私はあえて“男性っぽい名前”にしています。
というのも、私自身、初めてメルカリで”販売する側”になろうとした際に、ニックネームを女性名で登録するよりも男性名にしていたほうがトラブルに巻き込まれにくい、というアドバイスをもらったからです。実際、販売者になった時から男性名を使用していたので、比較ができていませんが、値引き交渉が減ったり、変な絡みがなくなったりという効果があるかもしれません。
もちろん、これは一つの工夫にすぎません。自分が心地よく使える名前を選ぶのがいちばんです。
本を買う:探し方と選び方

キーワード検索のコツ
欲しい本があったとき、メルカリで一度検索してみましょう!
1回読んだので出品しますという方も多く、よい状態の本が定価よりもかなり安く手に入ることがあります!
検索のコツは以下の通り。
- 書名+著者名で絞ると精度アップ
- 「〇〇(書名) 状態良い」など、希望を加えると◎
写真と説明文のチェックポイント
- 表紙・背表紙・ページの折れなどが写っているか
- 「書き込みなし」「カバーあり」などの記載を確認
値下げ交渉のマナー
- いきなり「〇〇円にしてください」は避けましょう
- 販売者のプロフィールに「値下げ交渉は受け付けてません」等と書かれている場合もあるので確認しておきましょう!
- 値下げ交渉「購入を検討しています。〇〇円でお譲りいただけますか?」など丁寧に交渉する。
購入~到着まで
【購入について】
購入したら、「購入手続きへ」から支払い方法を選択します。
クレカ、コンビニ払い、メルペイなど様々な支払方法が選択できます。
たまーに「”コンビニ払い”は受け付けません」とプロフィールに記載している販売者もいるので、気をつけましょう。
取引中はチャットでやり取りできるので、気になることがあれば聞いておきましょう。
また、気持ちの良い取引にするために、購入後の挨拶などもきちんとしておきましょう。
挨拶は「購入させていただきました。取引終了までよろしくお願いいたします。」など簡単な内容で構いません。デフォルトの文章を使うこともできるので、超簡単です☆
【到着後】
商品が届いたら中身を確認して出品者を評価します。
評価が完了すると取引終了です。
出品者の方は商品が無事届いたかどうか気になりますし、評価後に入金される仕組みになっているので、速やかに評価をしてあげましょう。
読み終わったら売ってみよう

出品のハードルは高く感じるかもしれませんが、やってみると意外と簡単です!
メルカリで購入した本でも、書店で購入した本でも、「もう読まないな、手放そう」と思ったら、メルカリに出品してみてください!
自分で値段を設定できるので、古本屋さんに売るよりも高く売れますよ。
出品の流れ
- 写真を撮る(明るい場所で、表紙・背表紙・中身)
- 説明文を書く(状態、ジャンル、読んだ感想も添えると好印象)
- 価格を設定(相場を検索して、少し下げると売れやすい)
アプリの案内に従って簡単に出品することができます。
価格設定もアプリ内で同じ商品を検索して相場を調べればOK!
ポイントはできるだけ細かく説明すること、詳細な写真を撮ることです。
「いつ買ったものか、どう保管していたか、傷みはないか」など状態に応じて丁寧に説明しましょう。1度しか読んでいなくて新品同様の状態ならばその旨も丁寧に記載します。
写真は、「表紙、裏表紙、上部から、中身を数ページ」などできるだけ多く載せましょう。
同じ商品、同じ価格ならば、写真や説明文で状態が良く分かるほうが売れます!
ちょっぴり面倒ですが、売れるために頑張って☆
発送のコツ
商品が売れると、通知が来ます。
アプリの案内に従って購入者とやり取りをします。具体的には、購入のお礼から始まり、いつごろ発送できそうか、発送のお知らせなどを送信します。
【発送準備】
本は「ゆうゆうメルカリ便」や「らくらくメルカリ便」が便利です。私はらくらくメルカリ便を使っています。
らくらくメルカリ便の例でいうと、ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便の種類があり、ネコポスが一番安いです。
本の場合は、ほとんどネコポスで対応できます。
サイズは最小:23×11.5cm以上、最大31.2×22.8cm以内の厚さ3㎝以内、重さ1㎏以内です。
梱包方法
使いたい郵送方法のサイズ内に収まるように梱包するのですが、使用する材料としては、プチプチやOPPフィルム、ストレッチフィルム、封筒などがあります。
100均に行くと梱包材コーナーがあるので、簡単に手に入りますよ。
【梱包例】プチプチと封筒が一体になったものはとても便利がいいですが、1枚当たり50円と少し高め、たくさん発送するようになると、発送料を抑えたくなってきます。

たくさん発送する方にはこの方法がお勧め。
⇒ ホームセンターで買えるストレッチフィルムで本をぐるぐる巻きにして保護し、ビニールバッグに入れる→最後に余った部分を透明テープで張り付ける。
※防水対策として封筒よりもビニールバッグを使うことをお勧めします。透明テープを使って極力隙間も埋めるようにしましょう。
いろんなサイズの本に対応できてなおかつ、何個も出品する場合は安上がりになります。もちろん、手始めに1つ、2つ出品するだけという方はプチプチと封筒一体型の梱包材がお勧めです。
発送方法
発送方法は、使いたい郵送サービスによって違いますが、
ゆうゆうメルカリ便なら郵便局やローソンで、
らくらくメルカリ便ならヤマト営業所、ファミマ、セブンで
身近な場所で発送できます。私はらくらくメルカリ便を使っていて、近所のファミマを利用することが多いですが、アプリの案内に従って簡単に発送できます!
メルカリは利用している人が多いですし、最近ではコンビニにメルカリ用の梱包材を売っていることも多いので、わからなければ店員さんに聞けば安心です。
購入者の評価→売上の受け取り
商品が無事、購入者のもとに届くと、購入者が受取評価をしてくれます。
そうすると自分アプリに購入者を評価をするように通知が届くので、「お取引ありがとうございました。」など適当な評価を送信します。
ここまで完了して初めて、売り上げがメルペイに入金されます!
売り上げは、出品時に設定した価格から、設定価格の10%(手数料)と発送料が引かれた金額となります。
メルカリ×読書生活のすすめ

私は、読み終えた本を出品して、その売上金で次の本を買っています。
「読む→売る→読む」の循環ができると、読書代はぐっと抑えられます。
しかも、誰かの手に渡ってまた読まれると思うと、ちょっと嬉しい。
こうして、書店で何冊も購入するよりもぐっと安い価格で、読書習慣を確立することができます。
Kindle Unlimitedとの使い分け
ほかの記事でKindle Unlimitedをお勧めしていますが、個人的には、Kindle Unlimitedとメルカリの組み合わせが一番最強だと思います。
- Kindle Unlimited:読み放題で気軽に試せる。新刊や話題作は少なめ。
- メルカリ:欲しい本をピンポイントで探せる。紙の本を手元に残せる。
どちらも使い分けることで、読書の幅が広がります。
Kindle Unlimitedとメルカリの組み合わせによるお得な読書について詳しく書いた記事がありますので、興味のある方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。→本を賢く買って読む
まとめ|読書をもっと自由に、もっと自分らしく
メルカリは、ただのフリマアプリではなく「読書の循環装置」だと思っています。
本を買うことも、売ることも、誰かと知識を分かち合うこと。
節約しながら、思考の旅を続けるためのひとつの手段です。
今回は具体的なメルカリの使い方をご紹介しました。
紙媒体での読書が好きだけど、本代がかさむことが気になる方へ、少しでも参考になれば幸いです。



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