彼氏がいないのに”彼氏がいる生活”をしていたら、本当に現れた話

マインド

彼氏候補すらいない。
仕事もしっくりこなくて、なんとなく続けているけれど、心はどこか空っぽ。
そんな時期に、私は冗談交じりにこう言っていました。

「来年になったら彼氏と同棲して、仕事辞めるから!  転職するわー!」

誰も本気にしなかったし、私自身も冗談として言っていましたが、心のどこかでは本気でした。
そうなったらいいなという願望をこめて、友達と会うたびにそんな冗談を言っていました。
でも、当時、引き寄せの法則に興味を持ち始めていた私は、ふと思いました。

「だったら、先に“彼氏がいる私”を演じてみようか」

引き寄せの法則では、よく、その願望が叶った時の気持ちを体験することで、現実を引き寄せるといいます。
「だったら本当にそうなるのか実験してみようじゃないか」

そうして始まった、“未来の自分”を演じる日々。
かわいい下着を買って、毎日身につける。
食器を二人分揃える。
「彼氏がいる私ならこうする」という視点で、服を選び、部屋を整え、言葉を選ぶ。

最初は実験気分でしたが、次第に、日々の生活として”私一人の時よりも少し丁寧な暮らし方”が定着していきました。
ただの願望ではなくなり、“前提”を変えたことで、現実が動き出したことを体感しました。

そして本当に、運命的な出会いが訪れた。
怖くなるほど共通点の多い彼と出会い、とんとん拍子で同棲が始まり、仕事も辞める流れに。

引き寄せ実験が大成功を収めたので、いつかシェアしたいと思いました。
過去の自分のように、引き寄せに半信半疑の方へ、試す価値はあるとお伝えしたいのです。


体験して思ったことは、引き寄せとは、ただのスピリチュアル的な話ではなく、
マインドセットなのだということ。
自分のことを認めて好きになれると、現実が変化していきます。



実践したこと:未来の自分を先に生きる

引き寄せの法則に興味を持ち始めた頃、私は「願うだけじゃなく、叶った前提で生きることが大事」と言うことをよく耳にしていました。
でも、正直なところ、半信半疑。彼氏候補すらいない状況で「彼氏がいる生活を演じる」なんて、ちょっと笑えるくらいでした。

それでも、やってみたんです。
未来の自分 “素敵な彼氏と暮らしている私” になったつもりで、日常を選び直してみました。

  • かわいい下着セットを買って、毎日身につける
    母からはよく下着こそ良いものを身につけなさい、ヨレヨレになったものは捨てなさいと言われていました。正直、良い下着って高くて「下着のくせに高いな」と思ってたくらいなので、納得できずにヨレヨレのものを身に着けていました。
    しかし、「彼氏がいる私なら、ヨレヨレの下着は着たくないな」そう思って、見えないところから自分を整えました。
    自分のために選ぶことで、少しずつ“私は愛される存在”という感覚が育っていきました。
  • 食器を二人分揃えて、食卓に並べる
    もともと自炊をしていましたし、友人が来ることもあったので、食器は多いほうでした。
    しかし、全部柄もサイズもばらばらの食器だったので、彼がいる人ならば、色違いの食器があるもんじゃないかな?なんて妄想しながら食器を揃えなおしてみました。
    でもそれが、“誰かと暮らす未来”をリアルに感じさせてくれたんです。
    自炊も、たまには手の込んだものを作ってみたりして、食事の時間が、未来の予行演習みたいになっていきました。
  • 「彼氏がいる私ならこうする」という視点で行動する
    服を選ぶとき、部屋を整えるとき、言葉を選ぶとき・・・すべてに“見られている私”という意識を持ちました。
    それは誰かのためじゃなく、自分を大切にするためのマインドセットでした。
    出かける前の身支度もデートに行く気分でワクワクしながらやっていました。

こうして、私は“未来の自分”を先に生き始めたのです。
それは演技でも嘘でもなく、自分を信じるための小さな革命でした。

そして実際に運命的な出会いが来るまで、そんなに長くはかからなかったのです。
この生活を初めて2、3か月程度でのことでした。


現実の変化:とんとん拍子で彼と出会い、同棲へ

未来の自分を演じる日々が続く中、私はある決断をしていました。
「〇月までには仕事を辞めよう」
その後は実家に戻る予定だったけれど、それまでの時間をただ過ごすのももったいない気がして、ちょっとした出会いの場に足を踏み入れたり、友人に勧められるまま、マッチングアプリをダウンロードしたりしました。

いくつかの出会いはあったけれど、どこかピンと来なくて、次第に「もういいかな」と思い始めていました。
そして、ある日、アプリを消そうとしたその瞬間、ひとつのメッセージが届きました。

「よかったら、電話しませんか?」

今まさにアプリをアンインストールしようと指を動かしたところだったので”ドキッ”としたことを覚えています。


「最後に一度だけこの人とお話しして消すかぁ」  そんな気持ちで電話をしたら、驚くほどの共通点が次々と見つかって・・・。
そこからは、まるで“用意されていたかのような”流れで、デートが始まり、関係が深まり、自然とお付き合いへ。

そして、私が「実家に帰る予定なんだ」と話したとき、「それなら、一緒に住む?」という話になり、同棲することに・・・

まさか、あの“冗談のような未来宣言”が、こんな形で現実になるなんて。


現実は“前提”に引き寄せられる

振り返ってみると、私はずっと「未来の自分」を信じて生きていました。
彼氏がいないのに、彼氏がいる生活を演じていた。
願いが叶っていないのに、叶った前提で行動していた。
それは、嘘でも無理でもなく、“自分を育て直す”ための習慣だったのです。

引き寄せの法則は、ただ願うだけでは動きません。
本当に動き出すのは、“その世界を先に生きたとき”。
自分の中の前提が変わると、選ぶ言葉も、行動も、出会う人も変わっていく。

「私は素晴らしい」
「私は愛されるべき存在」

そんな言葉を、毎日自分にかけてあげること。
そして、未来の自分が選ぶであろう行動を、今の自分が少しずつ選んでいくこと。

それが、現実を変える一歩になる。
私がそうだったように、あなたにもきっと、未来が応えてくれる。


コメント

タイトルとURLをコピーしました