フルタイムで働きながら!簿記3級を1日1時間で合格する勉強スケジュール

簿記3級勉強法

忙しい社会人でも挑戦できる!

「資格をとりたいけど、仕事が忙しくて勉強時間が取れない・・・」

そんな不安を持つ社会人は多いですよね。

しかし、時間を有効活用すれば大丈夫!合格できます!

私自身、簿記は全くの素人。知識ゼロの状態からスタートでした。

フルタイムで働いているので、平日にさける勉強時間は1時間未満。

それでも無理のない勉強スケジュールで、3か月ちょっとで合格することができました!

この記事では、働きながらでも効率よく進められる勉強のスケジュールを紹介します。

目標(受験日)を決めよう

まずは、目標を設定しましょう。

学習にどのくらい時間がかかるか。これは自分の集中力や、一日にどのくらい学習時間が確保できるかによりますが、1日1時間でも3~4か月あれば十分合格を狙えます。

実際、きちんと1日1時間勉強していたわけではなく、あくまでも目安として設定していただけで、1日30分程度という日がほとんどでした。

私の場合は以下の目標と環境で勉強をスタートしました。

勉強開始時期:2025年7月中旬から

受験時期:10月上旬

使用教材:「スッキリわかる簿記3級」+kindle教材+ネット(CPA-learningなど)

学習環境:自宅のデスク、リビング、職場(休憩時間にスマホで学習)

簿記をとりたいというのは春くらいから漠然と考えていました。

理由は転職活動の中で簿記を条件とした求人をいくつも見かけたから。また、副業を考えていて簿記の知識は必ず役に立つ、いずれ必要になると思ったからです。

まず初めに受験時期を決めました。本気で勉強する気になったのが6月頃でしたので、7月から本腰を入れるとして、9月末に受験しよう!と決めました。(実際は少し延長して10月上旬に受験しましたが)

受験するのはネット試験です。

しかし、フルタイムで働いているし、帰ったら家事に追われる。家族との時間も大切にしたい。

そのため、一日に勉強にさける時間は1時間程度でした。

でも大丈夫!

忙しい日々の中でまとまった時間が取れなくても隙間時間が必ずあります。うまく時間をみつけて学習すれば大丈夫です。

1日1時間で進める勉強スケジュール

平日は1日1時間、土日は予定によって1時間~数時間学習できるとしましょう。

以下のスケジュールで合格を目指します。

  • 1~3週間目:テキストをざっと読む。
  • 4~5週間目:テキストを読み直しながら章末問題を解く
  • 6~7週間目:章末問題を解いて理解度をチェック。間違えた問題を解きなおす。
  • 8~9週間目:模擬試験を受けてみる
  • 10週間目以降:苦手な問題を重点的に復習する。繰り返し模擬試験を解く。

自分の状況に応じてスケジュールは変わってくると思うので、あくまでも参考程度に!

最初はテキストを確認しながらでもいいので、章末問題を解き、解きまくり、仕訳のルールをマスターしましょう。そのために、まずはテキスト1周することをクリアしましょう。最初の1周は理解度6割程度で構いません。章末問題などを解きながら理解度を深めていけるので、まずは簿記の流れをなんとなく頭に入れることが大切です。

そして、少なくとも試験前2週間くらいからは模擬試験を解ける状態にしましょう。合格圏内になるように学習し、模擬試験で自信をつけることが大切です。

時間を確保する方法

まずは、自分の1日の流れを想像してみましょう。

朝は得意ですか? 出勤前に時間はありますか? 家事を終えて一息つけるのは何時ごろ?

就寝前にスマホを見ていますか? 

まとまった1時間がなくてもいいのです。こま切れでもトータル1時間程度勉強できればいい。

朝の30分、夜の30分でもいいし、休憩時間の20分を使ってもいいのです。

教材もテキストだけではありません。Kindleなどの電子書籍を使えばどこでも学習できます。YouTubもあります。

スマホを使えば場所の制約がなくなるので、例えばドライヤーで髪を乾かしながらでもできるし、料理の合間、煮込んでいる時間や火が通るのを待つ数分間でもできます!

職場の昼休みにスマホでこっそり勉強することもできます。日々のSNSなどに使う時間もできるだけ学習に置き換えてみましょう!

必ず学習する隙間を見つけられるはずです!

最後に私の使った教材を紹介するので、参考にしてみてください。

挫折しないためのポイント

完璧を目指さず、「進むこと」を優先しましょう。

目標は絶対ではありません。簿記はネット試験なら受験するタイミングをいくらでも選べます。あくまでも目標なので、受験期は自分の学習の進捗状況に応じで決定しましょう。学習が足りないと思えばあと1か月ずらしてもよし。全然いける!と思うなら1か月早めてもよし!ですよ。

実際私は、もう少し模試を解いたほうがいいと判断して予定より1週間ほど受験時期をずらしました。

また、教材は1つに絞らない方がいいです。教材によって表現が違って、意味がわからなかったけどこっちの説明なら理解できた!ということもあります。

おすすめはkindle教材でざっと簿記の流れをつかんだら、テキストで章末問題を解きながら復習する。そして、理解が難しい所はYouTubなどの動画教材で学習することです。

もちろん最初から動画教材を使うこともあり!ですが、私の場合は邪魔されずに音を聞ける環境を確保するのが難しかったので、基本は文章で学習しました。(笑)

その他にも自分がモチベーションを保てることをしましょう。

人によってはSNSで発信することや、誰かと一緒に勉強することがモチベーションになると思います。

私の場合は、周りに簿記3級をとると宣言して自分を追い込みました(笑)。また、ノートに今日学習したことや模試の点数を記録して自分の進捗状況を可視化していました。

使用教材の紹介

最後に、私が使用した教材を紹介します。

「スッキリわかる 日商簿記3級」←最新版でなくても大丈夫です!

「ホントにゼロからの簿記3級」←kindle教材

cpa learning」←簿記や会計を無料で学べるサイト

PDCA簿記3級」←無料模試のサイト

上記は参考までに!

個人的には、Kindle Unlimitedならたくさんの書籍の中から自分に合ったものを選べるのでお勧めです!参考書も本も豊富なので、本を読む習慣がある人は1冊ずつ書店で買うよりもかなりお得だと思います。

私はたまたまKindle Unlimitedを利用していたので活用しましたが、無理に登録する必要はありませんよ。書籍、電子書籍、サイトなどを有効活用して自分に合う学習方法を見つけましょう。

CPA-learningのサイトでは簿記の学習動画を無料で視聴できますし、模試も3回分あり、解説動画も充実しています。私は、このサイトで模試を何度も解いた後、最後の腕試しとしてPDCA簿記3級のサイトで模試を解きました。

同じ模試を何度もすることで苦手な問題を克服したり、理解度を深めたりすることができますが、そのためには解説が充実しているCPA-learningのサイトを活用するのがおすすめです。また、初見の問題でどこまで点数が取れるかも本番前の腕試しとしてしておくべきだと考えます。そのためにはPDCA簿記3級のサイトがおすすめです。どちらも本番と難易度がおなじなので!

模擬試験が受けられる有名なサイトの一つに「いぬぼき」がありますが、個人的にはお勧めしません。問題文がちょっとひねった言い回しになっていたり、変化球的な問題が出題されたりするので、本番よりも難易度が高めだと思います。私は何度か解いてみて自信喪失しかけたので、こちらの模試を解くのはやめました(笑)。

まとめ

社会人でも1日1時間の学習で簿記3級の合格は可能!

自分に合った教材・スケジュールを見つけて挑戦しよう。

教材選びや学習方法を工夫して、効率よく進めることが大切。

「絶対する!」と決めれば「絶対できます!」

新しいことにチャレンジしようと思ったことがすでに素晴らしいことだと思います。

一歩踏み出してみましょう。

そうすればあとは進むだけ。

無理ない範囲で、なりたい自分に近づいていきましょう。

応援しています。

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